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ちょうど繁殖シーズンで、可愛らしい子供たちがたくさんいた。
午後になり、予報通り晴れてきたので、B&B近くのDinas Islandを回る3マイルのウォークに出かけた。Dinas Islandという名前であるのだが、島ではなく、海に突き出た半島で1周2時間程度のウォーキング。
イングランド南部とは地質が大分異なり、黒っぽい火山岩(?)。絶壁は海鳥の繁殖地としても有名らしい。
西に見えるFishguardという港からはアイルランドとの間にフェリーが運航している。
海岸の断崖絶壁と青い海も美しいのだが、ここのもうひとつの魅力は数え切れないほどの無数の羊たち。
しばらく歩いていくと1時間も足らずに、岬の先端、頂点のPen-y-Fan。ブレコンビーコンズの最高峰と同じ名前だと思ったら、あるサイトによると「この地域のてっぺん」という意味だそう。なんと安直、でもわかりやすい。
先端をすぎると、今度は東側の街ニューポートが見えてくる。ニューポートという地名はイギリス中にたくさんあるが、ここはウェールズ南西部のニューポート。
羊天国はどこまでも続く。イギリスには2008年で33百万頭の羊が飼育されているそうだ。一位の中国は136百万頭と日本の人口よりも多い頭数を飼育している。8000年前から人間に家畜として飼われているなんとも不思議な動物だ。
一応、羊も知らない人間が通ると気になるらしい。
2、3頭子供を産む羊も中にはいるそうだが、大抵は1年に一頭。ほとんどの2頭で寄り添っていた。
ウォーキング終了後に高台からDinas islandを見下ろす。奥の出っ張った部分が今日歩いたところ。このあたりの主要産業は、牧畜と菜種油だそうだ。公共の交通機関も非常に少なく、あまり豊かな地域とは言えない。景観はすばらしいのですが。
その後訪れたパブの名は、Golden Lion。その名のとおり、店の奥には彼が鎮座していた。
まだ肌寒い4月。 羊と黒い海岸線、似ているがまた新しいイギリスの風景を発見。
(おわり)
Dinas island in Pembrokeshire : 2013/4 [登山・ウォーキング:イギリス]
ウェールズの南西部、ペンブロークシャー。海岸線沿いにウォーキングコースがずっと続いている。ブレコンビーコンズの翌日はペンブロークシャーの海岸沿いへ。
ブレコンビーコンズを訪れた後、ペンブロークシャーに向かいB&Bに一泊。、ペンブロークシャーの海岸沿い、FishguardとNew portの間を1日歩こうと思っていた。ペンブロークシャーのコーストラインは1週間かけて、歩くことができるウォーキングコースがある。
しかし、朝から大雨、午後は晴れるという予報だったので、まずは雨の中、ナショナルトラストのLlanerchaeronに向かった。ここはウェールズの18世紀の自給自足農園がそのまま残っているという、不思議な施設で様々な動物も実際に現在も飼育されている。建物はジョン・ナッシュの初期の設計だそうで、誰ぞ?と調べてみると、リージェンツパーク他、ブライトンのロイヤルパビリオン、バッキンガムの一部などなど超多様なジャンルにわたる建築家だった。
ちょうど繁殖シーズンで、可愛らしい子供たちがたくさんいた。
午後になり、予報通り晴れてきたので、B&B近くのDinas Islandを回る3マイルのウォークに出かけた。Dinas Islandという名前であるのだが、島ではなく、海に突き出た半島で1周2時間程度のウォーキング。
ナショナルトラストのコース紹介ページ (帰宅後たまたま発見)
Pwllgwaelod beachに駐車場があり、ここからスタート。
午前中までの大雨が嘘のように青空が広がり始める。
イングランド南部とは地質が大分異なり、黒っぽい火山岩(?)。絶壁は海鳥の繁殖地としても有名らしい。
西に見えるFishguardという港からはアイルランドとの間にフェリーが運航している。
海岸の断崖絶壁と青い海も美しいのだが、ここのもうひとつの魅力は数え切れないほどの無数の羊たち。
青い空と緑の牧草地の間に、白い羊がとても映える。
しばらく歩いていくと1時間も足らずに、岬の先端、頂点のPen-y-Fan。ブレコンビーコンズの最高峰と同じ名前だと思ったら、あるサイトによると「この地域のてっぺん」という意味だそう。なんと安直、でもわかりやすい。
先端をすぎると、今度は東側の街ニューポートが見えてくる。ニューポートという地名はイギリス中にたくさんあるが、ここはウェールズ南西部のニューポート。
羊天国はどこまでも続く。イギリスには2008年で33百万頭の羊が飼育されているそうだ。一位の中国は136百万頭と日本の人口よりも多い頭数を飼育している。8000年前から人間に家畜として飼われているなんとも不思議な動物だ。
太陽が出てくると海の色の青さが際立つ。青い海というと南の島というイメージがあったが、スコットランドのハイランドや、ウェールズなど気温が低くても青い海はたくさんあるということをイギリスに来て初めて知った。
冷涼な気候の中の青い海はとても、清涼感がある。
午前中大雨が降っていた時は、ここまで来て歩くことが出来ないかと思ったが、思わぬ快晴にニンマリ。
冷涼な気候の中の青い海はとても、清涼感がある。
午前中大雨が降っていた時は、ここまで来て歩くことが出来ないかと思ったが、思わぬ快晴にニンマリ。
一応、羊も知らない人間が通ると気になるらしい。
2、3頭子供を産む羊も中にはいるそうだが、大抵は1年に一頭。ほとんどの2頭で寄り添っていた。
Cwm-yr-Eglwysという集落に到着。相変わらず、なんと発音すればよいのか全くわからないウェールズ独特の地名。
ウォーキング終了後に高台からDinas islandを見下ろす。奥の出っ張った部分が今日歩いたところ。このあたりの主要産業は、牧畜と菜種油だそうだ。公共の交通機関も非常に少なく、あまり豊かな地域とは言えない。景観はすばらしいのですが。
その後訪れたパブの名は、Golden Lion。その名のとおり、店の奥には彼が鎮座していた。
Pwllgwaelod beachの日の入り。もうちょっと暖かくなればたくさんの人で賑わいそうな予感。4月はほとんど人がいません。
まだ肌寒い4月。 羊と黒い海岸線、似ているがまた新しいイギリスの風景を発見。
(おわり)
ご無沙汰しております。
それにしても美しい空。
馬と北海道の空に魅せられて、数ヶ月間牧場で
仕事を手伝わせていただきました。
これから時間はかかりますが色々な準備をして
再度、北海道へ渡ります。
by Extra-Low (2013-07-05 09:37)
>Extra-Lowさん、
牧場の写真拝見しました。仔馬はかわいいですね、ほんとに。
北海道とイギリスの景色はどことなく似ている部分もある気がします。楽しんでください。
by hiko (2013-07-07 06:58)
青い空と白い羊!
みてみたーいいっ!
by b-papa (2014-08-18 20:58)