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イングランドの南部には美しい庭園がたくさんある。ナイマンズもその一つのナショナルトラストのプロパティの一つ。暗く寒かった冬がようやく明けてきた三月、散歩に出かけることにした。
ナイマンズ・ガーデン
中にある邸宅。一度火災に遭って、一見廃墟にしか見えないが、一部は居住可能な空間になっていて、内部を見学することが出来る。いくら石造りでも、永遠に現存できる建物などはない。
ナイマンズ ガーデン Nymans Gardens：2011/3 [登山・ウォーキング：イギリス]
少し春めいてきた3月、ウェストサセックスの庭園、ナイマンズ・ガーデンに向かった。
イングランドの南部には美しい庭園がたくさんある。ナイマンズもその一つのナショナルトラストのプロパティの一つ。暗く寒かった冬がようやく明けてきた三月、散歩に出かけることにした。
向かう道すがら、桜が満開だった。ロンドンの郊外は意外と桜が多い。
車の車窓からなので、あまり綺麗にとれなかったが、桜をみるとほっとする。
ナイマンズ・ガーデン
この庭園は1890年にこの場所を買い取ったオーナーが熱心に珍しい植物を集めた場所、その息子もプラントハンターを支援したということで、植物の種類に定評のある庭園の一つだそう。ちなみに初代オーナーは証券ブローカー業で成功を収めそうで、この時代に大邸宅を手に入れた典型的な金持ちのタイプ。あちらこちらの庭園で初代オーナーは証券ブローカー業と聞くと、この時代のイギリスの雰囲気を想像させられる。またプラントハンターなんて言葉も、なかなか他の国にはないだろう。
ちょっと季節が早かったかもしれないが、庭園内のあちこちに、この季節の代表である水仙をはじめ、シャクナゲなど色々な花が咲いていた。
黄色、ピンクをはじめ、色とりどりの花が初春の緑のなかで、とても映えていた。
中にある邸宅。一度火災に遭って、一見廃墟にしか見えないが、一部は居住可能な空間になっていて、内部を見学することが出来る。いくら石造りでも、永遠に現存できる建物などはない。
ゴッホの絵風。アーモンドではないが。
この時期、イギリスの街中で黄色と白の水仙が咲いているのだが、ここの水仙は小ぶりで少し他で見かけるものとは違う感じだった。
ヒースの咲いている辺りを超えていくと、森の中にウォーキングコースがある。歩こうと思えば1時間以上かけて歩ける程度の広いコース。
花は咲いているが木の芽吹き方はまだ、こんな雰囲気。
明るい森の中の道をどんどん歩いて行くと池にでる。
最近、地面が大分乾いてきたが、日蔭はまだぬかるんでいて晴れていても田んぼのよう。
警戒心の薄い鴨。このあと池から上がって近づいてきた。あまりにも無警戒なので「食べちゃうぞ～。」と言ってみたが、勿論無反応だった。
ゆっくり歩いて2時間くらい。また庭園の中心に戻ってきた。日が大分伸びたのでまだまだ、明るい。イギリスの春はこれから始まる。
（おわり）
そちらもいい季節になり、木々、花々が甦ってきましたね。 !(^^)! すてきな散策コース、うらやましい。
by Jetstream777 (2011-04-17 17:13)
hikoさん、お久しぶりです。本当にいい季節になりましたね。
ナイマンズ、行ってみたいです。せっかくナショナル･トラストの
会員なんだから、もっといろいろ出かけていけばよさそうなんですが、
ちょっと遠くなるとなかなか足が向きません。ウォーキング好きの
くせにフットワークが重すぎますかね？
by Sparky (2011-04-17 17:34)
ご無沙汰をしてしまいました。
桜の木が、あるんですね～♪
by Extra-Low (2011-04-17 20:45)
＞Jetstream777さん、
こんにちは。一気に春めいてきました。イギリスの冬から春になる過程は急で、ある日突然、葉っぱがドバッと出てきたような感覚です。日本の桜も満開のようですね！
＞Ｓｐａｒｋｙさん、
お久しぶりです！ナイマンズ、良かったですが花のピークにはちょっと早かったようなので、これから行くと丁度良いかもしれませんね。僕も出かけるまでのフットワークの重さには自信があります。ブログも3カ月ぶりの更新です。。
＞Extra-Lowさん、
ご無沙汰しております。イギリスも桜は意外とたくさんあるので、来た当時はビックリしました。やっぱり目にするとなごみます。日本の競馬もまさにシーズン真っ盛りですね！
by hiko (2011-04-19 06:02)