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この湖の周りには別荘風の建物が点在しており、その間を抜けて湖に出る。庭なんだか領地なんだか広すぎてため息が出る。
コニストン湖 (Coniston Water)
また別の日に、コニストン湖に向かった。ウインダミア湖は縦に長細く、東岸の真ん中あたりにあるウインダミアから西側のコニストン方面へ道なりで行くとぐるっと迂回する必要があるが、湖の一番狭い部分を車に乗ったままフェリーで渡ることができる。この日は生憎の小雨、湖の周りを少し歩く程度に留めた。
B&B
今回はウインダミアとケンダルの間にあるB&Bに泊った。ピンからキリまであるB&Bだが、今回のは当たり。現在のオーナーの祖父母の時代に別荘として作られたこの家は、ザ・イギリスの家といった感じで内装の雰囲気から庭まで、とても感じの良い宿だった。
良い良いと聞いていた湖水地方。どれほどのものかと思っていたが、思った以上に素晴らしいところだった。緯度が高い割には広葉樹がたくさんあり、きっと秋に来ても紅葉が素敵だろうなと思った。また違う季節に是非行ってみたいところだ。
湖水地方 Lake District (2) Grasmere・Coniston ： 2010/5 [登山・ウォーキング：イギリス]
グラスミア湖(Grasmere)とコニストン湖（Coniston）の散歩。同じ湖水地方でも、それぞれ湖によって雰囲気が異なり、面白い。
（グラスミア湖）
グラスミア湖 (Grasmere)
湖水地方はフットパスが縦横無尽に走っており、Cambria Wayなど何日もかけて歩く道もあれば、１，２時間で歩ける道もある。グラスミア湖1周などは後者で、2時間もあればゆっくり一周できるくらいの小さな湖だ。
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この湖の周りには別荘風の建物が点在しており、その間を抜けて湖に出る。庭なんだか領地なんだか広すぎてため息が出る。
歩いているとリアル・ピーターラビットにちょくちょく遭遇。結構小さめのウサギたちだった。
天気の良いお昼時、ボート遊びをしている人もいれば、バギーを押してフットパスを歩いている家族もいる。3連休の有名観光地だが、どこに行っても混んでいないのがイギリスの一つの魅力なのかもしれない。
鴨の親子連れ。なんとなもない良くある風景だが、この後ちょっとした事件がおきた。散歩に来ていた犬が遊び半分でバシャバシャと鴨に近づいて行くと、親鴨は小鴨を反対側に逃がして、ガッガッと言いながら犬の方に向かっていく。しかも怪我をしている振りをしながら、水面をバシャバシャと移動する念の入れようで、野生の鳥のたくましさにちょっとした感動を覚えてしまった。
湖沿いの道はこんな感じの緑のトンネルのような道が続く。
最後はちょっと交通量が多めの車道を歩くとあっという間に1周で、駐車場やダブコテージのあるエリアに戻ってくる。ダブコテージはワーズワーズが住んでいた家で、日本の観光ツアーはこことヒルトップ、ワーズワースの家を巡るものが多いと思われる。ワーズワースは名前は聞いたことがあるが、日本でそれほどメジャーな訳でもないはず。なのになぜ、こんなに観光客が押し寄せるのかがちょっと不思議だ。
この季節、モーターウェイではキャンピングカーを数多く見かける。そしてこんな景色の良い広々としたキャンプ場があっちこちにあるので、キャンピングカーにとってはまさに天国なんだろうと思う。小さい頃からあこがれのキャンピングカー、いつかはこれで旅行をしてみたい。
コニストン湖 (Coniston Water)
また別の日に、コニストン湖に向かった。ウインダミア湖は縦に長細く、東岸の真ん中あたりにあるウインダミアから西側のコニストン方面へ道なりで行くとぐるっと迂回する必要があるが、湖の一番狭い部分を車に乗ったままフェリーで渡ることができる。この日は生憎の小雨、湖の周りを少し歩く程度に留めた。
雨が降っているからか、歩いている人はほとんどおらず、雨に煙った湖もまた趣があると思った。コニストン湖にはナショナルトラストが運営している蒸気船が走っているほか、東岸には評論家として活躍し、環境保護運動家としても名を知られているジョンラスキンの家がある。やはり都会で成功したとしても晩年は自然の中で過ごしたいと思うものなのだろうか。
緑と羊の淡い色彩の中に鮮やかなつつじが咲いており、とても印象的。
ちょうどシーズンなのか、子羊が多数。まるまるとして、可愛らしいというか美味しそうなのか。
ジョンラスキンの家、ブラントウッドの前には日本ではあまりお目にかからない巨大な紅葉があった。
B&B
今回はウインダミアとケンダルの間にあるB&Bに泊った。ピンからキリまであるB&Bだが、今回のは当たり。現在のオーナーの祖父母の時代に別荘として作られたこの家は、ザ・イギリスの家といった感じで内装の雰囲気から庭まで、とても感じの良い宿だった。
「穴掘り犬」の置物。
こちらは本当の犬。5匹くらいいろんな犬がいた。
良い良いと聞いていた湖水地方。どれほどのものかと思っていたが、思った以上に素晴らしいところだった。緯度が高い割には広葉樹がたくさんあり、きっと秋に来ても紅葉が素敵だろうなと思った。また違う季節に是非行ってみたいところだ。
おわり 湖水地方（１）にもどる。
広く、澄み渡った空気。いいですね＾＾
by ulyssenardin36000 (2010-06-14 19:14)
穴掘り犬はウサギ用、キツネ用？
イギリスって国土の割には広々していていいですネ。
by 山子路爺 (2010-06-16 00:54)
>ulyssenardin36000さま、
空が広かったです。ヨーロッパを旅行すると自然の美しさもさることながら、土地の広さに対して人が少ないのが、美しさの秘訣なのかなと思ったりします。
＞山子路爺さま、
ウサギ用なんでしょうかね。。キツネ追いの絵なんてのもたまに見かけることもありますが。イギリスは国土のうち、山岳部分が日本に比べるとずっと少ないので、実質的な人口密度は日本よりも大分少ないのでしょうね。。広々していて彼らの生活が羨ましく感じることが多々あります。
by hiko (2010-06-18 07:07)
イギリスの自然、なかなか日本で紹介されることが少ないですが
とてもきれいですね♪ 大自然の中の湖も魅力的です。
お気に入りの湖を見つけるのも楽しそうです＾＾
湖面に映る風景だとか、波の模様とか、生き物たちとか・・・
湖のほとりで過ごす時間なんとも言えません。
by montblanc (2010-06-21 21:51)
>montblancさま、
イギリスの田舎の風景、湖水地方は特に綺麗だなぁと感じました。ナショナルトラストによって、妙な開発の手を逃れているからなのかもしれません。湖の景色も自然のままといった雰囲気で、歩いているだけでも、なんとも幸せな気分になりました。
by hiko (2010-06-26 06:37)
素敵なWALKING COURSE。
今の時期のイギリスは明るい雰囲気でGOOD! ですね。
by Jetstream777 (2010-06-28 22:26)
>Jetstream777さま、
今の時期の気候は本当に素晴らしいです。からっとしていて
花も綺麗で、歩いていてとても良い気分でした。ただ夏至を過ぎてしまったので、ちょっと寂しい気持ちになってきましたが、、
by hiko (2010-07-01 07:10)